理学療法学科

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理学療法科の紹介

4年制 定員40名

What is PT?理学療法士とは?

理学療法士は、
子どもから高齢者まで幅広い年代の
身体機能に障害を持つ人に対して、
運動そのものや電気や温熱などを活用して
障害回復を支援する仕事です。

起き上がる・座る・立ち上がる・歩くなどの日常の生活動作を、対象者ご自身でできるよう回復を促し、地域の生活圏へ戻れるように援助します。また、現在健康である方々の身体機能の維持増進、障害の悪化の予防も行い、「障害があっても住み慣れた地域で、自分らしく暮らしたい」という思いを実現へと導く仕事です。

理学療法士は「将来最も重要な職業トップ30(2018)」で10位にランクインしています。また、「2016年と2026年予測において最も成長する職業(2019) 」でも上位にランクインしています 。超高齢化社会が進む中、AIやコンピューターでは代わりができない職業として注目を浴びています。また近年では、障害を持つ人だけでなくその予防も含めて、スポーツ障害予防や健康の維持・増進に対して理学療法の応用は広がっています。

子どもから高齢者、スポーツ選手の身体機能などに障害を持つ人に対して筋力トレーニングやストレッチなど運動そのもので身体機能の回復をおこなう「運動療法」と、電気刺激や温熱や寒冷刺激を活用した「物理療法」を用いて、機能障害の回復の手助けをします。

Features理学療法学科の特長

身体機能を改善・向上させる技術、車いす、義足などを活用した援助技術、生活環境を整える知識・技術を学ぶことはもちろん、将来の活躍を見据えた幅広い分野を学び、成長できる人材を育成します。

理学療法学科では、理学療法士として患者さん第一の姿勢を身につけ、自己研鑽が積める人材を養成する授業を行っています。
学生一人ひとりに合った教育の工夫をしており、土佐リハの理学療法学科は高い国家試験合格率を誇り、就職率100%に加えて第一希望への内定率は97%という高さを誇ります。また、教員陣の論文執筆や学会発表、研修会講師の活動も多く、理学療法士の有資格者の中で土佐リハの教員陣は注目を集めています。
杖、車いす、義足や装具などの補助具を活用した身体活動の援助技術や生活環境を整えるための住宅改修についての知識も学びます。
4年間のカリキュラムを通じ、今実践されていることはもちろん、将来の活躍を見据え、幅広い分野の学習や研究を通して、科学的思考を身につけることを目標としています。

Place of success理学療法士の活躍の場

医療機関はもちろん、介護施設、福祉施設、障害児施設など幅広い医療・福祉の現場で求められている仕事です。

理学療法士は、主に身体機能が低下した人を対象にリハビリテーションを行います。身体機能が低下する原因は多岐にわたるため、理学療法士は幅広い分野で必要とされています。
以前は病気やケガが原因で身体の動きが不自由になった人、手術の後で体力が低下した人を対象に、医療機関でリハビリテーションを提供することがメインでした。最近では、高齢者の健康寿命を延ばすための運動指導が大変注目を浴びています。
また、スポーツ選手が怪我をした後のチームへの復帰やパフォーマンスの向上、怪我の予防のためのサポートなどでも活躍しています。更には、子どもを対象とした分野でも、近年は病院でのリハビリテーションに限らず、地域で暮らす障害児の生活のサポートなど重要な役割を果たしています。
理学療法士の働く現場は、病院や診療所の他、老人保健施設や訪問リハなどの介護保険関連施設、障害児施設、障害児通園施設、スポーツ専門病院など多岐にわたっています。

理学療法士に向いているのは、どんな人?

スポーツ系の部活動を経験している人が多くいます。自分自身やご家族、友人の病気やケガで、実際に理学療法士にお世話になったことがきっかけで、身体の回復だけでなく、心へのアプローチの重要性を理解している学生が多くいます。理学療法士になるためには、コミュニケーション能力が高い人、チームの輪を尊重できる人、身体を動かすのが好きな人、明るく積極的に行動できる人、忍耐強くコツコツと努力できる人、人の手助けがしたい人、人の心身の痛みに共感できる人が向いていると思います。

リハビリテーションの現場で使われている
最新の技術や知識を身につけるために、
演習や実習を多く取り入れています。

土佐リハでは、知識を身につけることと同じくらい、実際にリハビリテーションの現場で使える技術の習得を重要視しています。学生同士で、患者さん役とセラピスト役の組になり、本物の機器や道具を使って運動療法を試してみるなど、経験を通して学ぶ場を用意しています。その上で、さらに医療機関や介護施設などにおける実習を積むことで、現場で使える知識と技術を身につける工夫をしています。

Knowledge & Technology理学療法士として身につける知識と技術

運動療法
-身体を動かすことで機能障害を回復させる運動療法

運動療法とは、運動そのものを手段に用いて、関節の動きを改善したり、筋力の回復や関節の柔軟性を促すことで上手く運動ができるようにする技術です。授業では、身体の構造や動く仕組みについて学んだあと、筋力トレーニングやストレッチの方法、運動麻痺の回復を促す技術などを学びます。脳卒中や骨折のため動作が不自由となった方に対し、歩行トレーニングなどの日常生活動作が提供できるよう、実際の技術を身につけます。

物理療法
-熱、光、電気などのエネルギーを活用する物理療法

物理療法とは、電気刺激・温熱・寒冷・光線・水などの物理エネルギーを利用した治療方法です。理学療法士は、日頃物理療法を運動療法と併用して治療しています。授業ではそれぞれの物理療法について、その適応となる病気や障害の状態を学んだり、実際の機器を用いた実技などを通して学びます。

援助技術
-障害のある機能を支える補助具を利用する援助技術

運動療法、物理療法に加え、障害を持った方の身体機能を促進する方法を学びます。その中心が装具療法や義手・義足を用いた援助技術です。理学療法士は、麻痺や障害で装具や義手・義足が必要な方について、処方時のディスカッションや装着後の運動療法に関わります。授業では装具や義手・義足の種類ごとの特徴や適応についての学習の他、装着時の姿勢・動作の変化が的確に捉えられる目を養います。

Study subjects特長的なカリキュラムと学習科目

  • スポーツ理学療法学

    スポーツ外傷・障害の予防から疾患について学習し、テーピングやパフォーマンスを向上させるためのスポーツ動作のトレーニング方法を学びます。

  • 体表解剖学

    理学療法士は、対象者の方に直接触れて治療することが多いです。そのため、骨や筋肉・神経・動脈などの解剖学的知識をもとに皮膚の上から触りながら、人体の構造に関する知識を深めていきます。

  • 地域理学療法学

    地域貢献も含め、近隣の体操教室などに参加して地域の方との交流を深め、健康増進や地域での課題解決のために専門的知識を実践・活用することを学びます。

  • 理学療法研究法

    将来の研究活動へとつなげるため、ゼミ活動や卒業研究と連動させ、PCを活用した情報収集や研究機器の概要を知り、専門職としてより高度で発展的な科学的思考を身につけます。

Teacher教員紹介

土佐リハの教員は、全員が実際に理学療法士として現場で活躍してきた経験者ばかり!
個性豊かな教員陣は、話しやすい、相談しやすいと学生から評価されています。

  • 竹林 秀晃先生
    理学療法士 / 博士(医学)

    「自分は何に向いているのだろう」と悩んでいる人も多いと思います。それは、たくさんの職業があり、当たり前だと思います。大切なことは、単に職業を選択するだけでなく、生き方の選択をすることが重要なのです。
    理学療法士は、身体機能の回復を促すことで、対象者の方の未来をより良いものにすることです。そのために、自分自身が人としてまた理学療法士として成長することが必要となります。
    私たち教員陣は、壁にぶつかった時、一緒に乗り越えられるようにセラピストになる仲間として共に成長していきたいと思っています。そして、対象者のために常に努力し続けることを忘れないセラピストを育てたいと思っています。
    きっと成長させてくれるこの土佐リハで一緒に学びましょう。

    竹林 秀晃先生
  • 宮本 祥子先生
    理学療法士 / 学術修士

    私自身、土佐リハに入職前は子どものリハビリテーションに携わっていました。また、大学、大学院時代は、医療分野の英語教育について専攻していました。理学療法は身体機能の回復を図るための治療法ですが、保育、スポーツ、災害医療、介護予防、国際協力等々、様々な分野と結びつきがあります。子どもが好きな人、英語が好きな人・・理学療法を土台にして、自己実現が叶うチャンスです。目標を後押しする教員が土佐リハには揃っています。土佐リハでぜひ一緒に学びませんか?

    宮本 祥子先生

理学療法学科教員紹介

Curriculum4年間のカリキュラムと年間スケジュール

1年生
年間目標
医療者として必要な基礎知識の修得。
理学療法士に求られる職業倫理や人間形成を促すために
見学実習にて早期に臨床を体験する。
前期(4-9月)
目標
  • 医療者として身につけるべき基本的な身体の構造(骨や筋肉の名前、解剖学(人体の構造)・生理学(人体の機能)・運動学(身体の動き))について学びます。
  • 実技を通して、理学療法の実際を体験します。
  • グループワークを通して人の役割や障害とは何かを学びます。
主な授業
  • 理学療法概論:理学療法士とは何か、理学療法の役割・活躍の場やその対象となる疾患の状態を学習します。また、実技を通して理学療法士になる体験をします。

  • 医療倫理学:理学療法士としての職業倫理を養うため様々な場面を想定し、みんなで討議したり、グループでディスカッションを行います。また、障害者への共感を高めるために障害体験として車椅子体験をします。

    松葉杖体験
    松葉杖体験:写真

    車椅子体験
    車椅子体験:写真

主なイベント
4月 ●オリエンテーション(サークル活動の紹介)
●新入生交流会
●先輩との交流会(4年間の学びについて)
●スポーツ大会&新入生歓迎会
5月 ●認知症サポーター講座
9月 ●病院見学実習
後期(10-3月)
目標
  • さらに詳しく医療や理学療法士について勉強していきます。
  • 様々な病気の方に対する評価方法を学びます。
  • 身体について骨や筋肉だけでなく、神経・血管や脳・内臓関係についても学習していきます。
主な授業
  • 理学療法評価学:理学療法士に必要な対象者の状態を把握するための面接技法や身体の状態を知る方法を学びます。実技では、血圧、脈拍などの測定を体験します。

    血圧測定
    血圧測定:写真

主なイベント
10月 ●かんきつ祭(学園祭)
●生理学賞授賞式
2月 ●後期試験
かんきつ祭ってなに?
かんきつ祭は、いわゆる学園祭です。クラスごとの模擬店販売、軽音・ダンスサークルによる学生LIVE、脳力測定・体力測定、地域の事業所・施設によるケーキ・お菓子販売などがあります。学生相互の交流だけでなく、家族・地域の方との交流も深まります。
2年生
年間目標
臨床評価実習を12月に控えており、
それに向けて各疾患を理解し、理学療法の評価方法を修得する。
施設での実習を通してコミュニケーションスキルや
対象者の状態を幅広く理解する視点を身につける。
前期(4-9月)
目標
  • 1年生で学んだ解剖学・生理学・運動学の基礎知識を再確認しながら、疾患、および症状について学んでいきます。
  • 身体的な病的症状に対する、治療に必要な評価・検査技法を学び理解します。
  • 理学療法の治療方法について学び実践します。
主な授業
  • 体表解剖学:身体に直接触れて、体の表面から骨や肉・神経・動脈などを確認し、ペンを使用して皮膚に書いていきます。
  • 理学療法評価法Ⅱ: 関節の動く範囲を角度計(ゴニオメーター)を使って計測できるように練習します。

    体表解剖学
    体表解剖学:写真

    運動療法
    運動療法:写真

  • 運動療法:理学療法の治療の骨幹である運動を使った方法を学びます。ストレッチや筋力トレーニングについて実技を交えて学習します。
主なイベント
4月 ●スポーツ大会
●生理学賞授賞式
後期(10-3月)
目標
  • 臨床評価実習に向けて、治療に必要な評価・検査技法を学び実践します。
  • 様々な疾患について学び、病状を理解します。
主な授業
  • 運動器障害理学療法学:骨折などの整形外科疾患に対する症状を学び、治療の実践を学びます。
  • 神経障害理学療法学:神経疾患(脳卒中など)を中心に症状を学び、治療の実践を学びます。

    装具学
    装具学:写真

主なイベント
10月 ●かんきつ祭(学園祭)
12月

●臨床評価実習・症例報告会

症例報告会

臨床評価実習:写真

臨床評価実習:写真

臨床実習ってなに?
臨床実習には、見学実習・評価実習・総合実習があります。
実習先は、本校と連携が取れた実習施設です。土佐リハの卒業生が指導者として指導をしてくれる場合もあります。学校で学んできたことを臨床場面で実際に対象者の方の心身の状態を評価し、改善に向けた治療方法を学びます。
3年生
年間目標
ゼミ活動を通して、知識をインプットすることから
アウトプットする重要性を理解し、主体的に行動できるようにする。
前期(4-9月)
目標
  • 2年生で経験した臨床評価実習を振り返りつつ、様々な疾患に対する評価および治療方法について学んでいきます。
  • 多種多様な専門性をもつ現場の理学療法士を招いて、より具体的で実践的に理学療法とは何かを探求します。
  • 卒業研究に向けて自らの興味・関心を探り、根拠に基づいた治療を展開するための土台作りをします。
主な授業
  • 理学療法セミナーⅠ:卒業研究に向けて研究活動を行っていきます。学生は少人数で自らの興味に応じて各担当教員の「ゼミ」に所属します。専門知識に加えて創造性・主体性、プレゼンテーション能力を向上させていきます。

    ゼミってなに?
    「そもそもゼミって何だろう?」
    本校では、大学と同じようにゼミ活動があります。ゼミとは、卒業研究に向けて担当教員の指導の下に少数の学生が集まり、特定の分野・テーマについての文献抄読や討論を通して、卒業研究の計画についてのプレゼンテーションなどをパソコンを用い行います。通常の講義とは違い、学生が主体となって勉強を行うことも特徴です。ちなみに、ゼミは「Seminar」という言葉の略称。これは英語では「セミナー」、ドイツ語では「ゼミナール」と読みます。ゼミはドイツ語読みの略です。
  • 理学療法研究法: 研究する上で必要な知識や、いろいろな研究機器の概要について学びます。

    理学療法研究法(超音波)
    理学療法研究法(超音波):写真

    地域リハビリテーション演習
    地域リハビリテーション演習:写真

  • 地域リハビリテーション演習:地域で行われる体操教室などに参加し、地域の方との交流から、コミュニケーション技術や地域課題を理解し、改善する方法を学びます。
  • 地域理学療法学:実際に障害を持たれた対象者の方に来校していただき、実際の声を聴かせてもらいます。また、様々な外部講師を招いてより実践的な内容を学びます。
主なイベント
4月 ●スポーツ大会
●福祉住環境コーディネーター受験
福祉住環境コーディネーター
資格取得に向けて学習することで、高齢者や障害者に対して住みやすい住環境を提供するための提案力を養います。理学療法・作業療法を実践するための幅が広がります。

卒業研究計画発表会の様子

卒業研究計画発表会の様子:写真

後期(10-3月)
目標
  • 臨床総合実習に向けて、治療プログラムの立案に必要な種々の評価及び治療法を学びます。
  • 模擬患者様を想定した実技試験を実施し、現場での実践力の向上に繋げていきます。
主な授業
  • 内部障害理学療法学:循環器、呼吸器、代謝疾患に対する症状を学び、治療の実践を学びます。

  • スポーツ理学療法:スポーツによる怪我の予防をはじめ、実際に怪我(靭帯損傷など)をしてから競技に復帰するための必要な知識・技術を学びます。
    テーピング技術など実際にアスレティックトレーナー(AT)の資格も持つ理学療法士からの指導を受けます。

  • 義肢装具学演習:対象者に合った下肢装具や義肢を作成するためにギブス包帯を巻いて採型します。

    痰吸引の実習
    実習の様子:写真

    テーピング
    実習の様子:写真

    下肢装具のためのギブス持型
    実習の様子:写真

  • これまで学習してきた知識・技術を統合して、対象者の問題点の抽出~治療プログラムの立案までを実践的にシミュレーションしていきます。

主なイベント
10月 ●かんきつ祭(学園祭)
●救命講習
11月

●臨床実習指導者会議

臨床実習指導者会議の様子

臨床実習指導者会議の様子:写真

臨床実習指導者会議の様子:写真

臨床実習指導者会議

主な実習先はこちら

実際にお世話になる指導者の先生と面談を行います。緊張しますが、実習施設について詳しく確認でき、準備しておくことが明確になり、実習がよりスムーズになります。
1月

●臨床総合実習

臨床総合実習
4年前期と合わせて、長期間の臨床総合実習を行います。県外での実習もあります。県外の実習先では、学校が準備した宿舎で生活しながら、実習先に通います。 初めて一人暮らしを体験する学生もいます。また、県外や遠方の学生は、実家の近くに実習先がある場合は、実家から通う場合もあります。
4年生
年間目標
臨床総合実習において治療技術を習得、卒業論文完成・就職活動・国家試験合格に向けて取り組む。物事に対するやり抜く力を育て、臨床現場で従事するセラピストとしての社会性を身につける。
前期(4-9月)
目標
  • 臨床での実習を通して、自分で考えた治療計画を実践を通じて身につけ、多職種との連携を学びます。
  • 実習後報告会を行い、振り返りを通して治療技術とその背景について理解を深めます。
主な授業
  • 臨床総合実習Ⅱ:臨床総合実習においてチーム医療の一員として臨床現場で直接対象者に寄り添い、実践的な治療技術と問題解決方法を習得することにより、理学療法士として必要な技術を磨きます。
  • 症例報告会:実習で得た対象者の評価と治療、その経過を振り返り報告会で発表します。
主なイベント
4月

●スポーツ大会
●就職活動開始(セミナー:履歴書作成、面接対策、就職説明会)
他の養成校よりも早期に就職説明会を開催しており、県内外から100を超える施設に来ていただいています。学生達は、実習を終え、よりイメージが膨らみ、就職に向けてのよいきっかけ作りとなっています。

就職セミナーの様子

就職セミナーの様子:写真

就職セミナーの様子:写真

5月 ●臨床総合実習
7月 ●臨床総合実習
9月 ●就職説明会
就職活動はいつから?
大学の就職活動の時期がよくニュースでも話題となりますが、通常の大学の就職活動は、日本経済団体連合会(通称:経団連)が決めた大学3年生の3月に説明会解禁、大学4年生の6月に採用面接など選考解禁が通例となります。しかし、理学療法士・作業療法士の就職活動時期は、こうした話題とは少し異なります。どの養成校も臨床実習があることから、実際は4年生の10月くらいから順次内定が決まっていくことが多いです。近年は、少しずつ早くなってきており、実習中に就職試験・内定をもらうことも多くなってきています。
今後は、より早い時期から就職のイメージを持つことがより大切になってくるでしょう。
後期(10-3月)
目標
  • 卒業研究発表会で研究成果を報告し、卒業後の自己研鑽の能力を身につけます。
  • 就職活動を通じてセラピストとしての未来像を描き、目標に向けて考え行動する能力を身につけます。
  • 国家資格取得のため国家試験対策に取り組み、全員合格を目指します。
主な授業
  • 卒業研究:3年次からゼミ活動で取り組んできた研究成果のプレゼンテーションを行います。優秀な発表には、優秀賞が授与されます。

    卒業研究発表の様子

    卒業研究発表の様子:写真

    卒業研究発表の様子:写真

  • 理学療法セミナーⅡ(国家試験対策):2月にある国家試験の受験に向けて、少人数のグループに分かれて、グループ学習をしていきます。項目ごとに過去問の分析、確認テスト、模擬テストを重ね、学習状況に応じて、個別対応も行います。出題範囲は、非常に広いため、1~4年生までの積み重ねの学習が非常に大事になってきます。

主なイベント
10月 ●就職活動
●かんきつ祭(学園祭)
●卒業研究発表会
2月

●国家試験:国家試験は、香川県で受験します。
前日には、学校で土気を高めるため出発式を行い、バスで香川県に向かいます。

出発式・受験(香川県)

国家試験出発式の様子:写真

国家試験出発式の様子:写真

3月

●卒業式

卒業式の様子:写真

卒業式の様子:写真

●国家試験合格発表