悩んでこそ患者さまの役に立てる
取材日:
2021年08月23日
卒業生
理学療法学科
名前:
中村 駿太
- 卒業年:2021年
- 就職先:だいいちリハビリテーション病院
- 部活:
野球部
土佐リハを選んだ理由
色々あります。利便性、国試合格率、オープンキャンパスで感じた学校の雰囲気・・。先輩と先生との程よい距離感に惹かれました。学校選びを最後に決定づけたのは、当時土佐リハに在学していた2つ上の姉の存在です。姉はいつも楽しそうでしたが、それだけではなくどんどん成長していくので、そんな姉を見て、僕も姉に続きたいと思いました。
学科選択の理由・きっかけ
中学生の時に野球で怪我をして、僕自身がリハビリのためにしばらく通院したのがきっかけです。物理療法を受けながらリハ室の風景を見ているうち、だんだん興味を持つようになりました。他の患者さまがリハビリの最中に、笑顔で「ありがとう、お陰で少しずつ良くなりゆう。」と理学療法士さんと話しているのを見て心が温まり、素敵な職業だなと思いました。
学校生活について
一言で言えばとにかく楽しかった!かんきつ祭の準備や出店のやりくりは大変でしたがいい思い出です。飲み会では、先生、同級生、先輩、後輩、立場を超えて膝を交えて飲み明かしました。これ以上ない濃い時間だったと思います。
勉強は、初めて取り組む分野なので最初は不安でした。しかし「ゼロ」からのスタートでも、皆の目標が同じなので励まし合って4年間を過ごせました。座学中心の1年生から実技が増える2年生、3,4年生の臨床実習と、一つずつ経験を積むたび、友達と一緒に成長出来ている実感がありました。月日の流れとともに、一歩一歩夢に近づいているんだという手応えがあった所が一番良かったです。
入学して成長したところ
医学的な知識が身に付いたのはもちろんです。沢山の方と関わることで、人を思いやる気持ちが持てるようになりました。今は医療を提供する立場になったので、毎日新しい悩み事が出てきます。ただ、悩んだ分役に立てるし、「ありがとう」の一言だけで凄くやりがいを感じ、また頑張ろうと努力を継続できるようになりました。