先週、1年生の「人体の機能」の講義終了後に「生理学賞」の授賞式が行われ、6名に賞状と副賞が授与されました。
「生理学賞」は、1年次の前期・後期で開講している「人体の機能」において、成績や授業態度が優秀だった学生2名(各学科1名)に贈られるものです。生理学的な考察ができる理学療法士・作業療法士を育成しようと、本校2代目校長の故・瀬戸勝男先生と、高知大学医学部の椛秀人名誉教授(本校非常勤講師)によって創設されました。
コロナ禍の影響もあり、久しぶりとなった今回の授賞式では、2021年度後期~2022年度前後期までの受賞者、計6名が1年生の前で表彰されました。表彰される先輩の姿は1年生のモチベーションにも繋がります。2年生、3年生となった受賞者の中には「この賞を取りたくて頑張りました」と、当時を振り返る学生も。
授賞式には、講師を務めた椛先生(高知大学医学部生理学講座名誉教授:2021年度・2022年度後期講師)、山口先生(同講座教授:2022年度前期講師)、谷口先生(同講座准教授2022年度前期講師)も出席くださいました。各先生は生理学の難しさと奥深さを述べ、「生理学的な思考を身につけておけば、教科書に載っていない事例に遭遇しても自然とアイデアが生まれやすくなる」「国家試験の合格と生理学の試験の合格には相関があると言われているので一緒に頑張りましょう」と、1年生にエールを送りました。
生理学賞を受賞するチャンスは在学中の4年間でたった1年、2回のみ。この日、授賞式を見ていた1年生の中からも今年度の受賞者計4名が決まります。1年生の頑張りが期待されます。
受賞した皆さん、おめでとうございました。
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