理学療法学科1年生は、香川県の阪本病院に勤務する藤井先生から、理学療法の臨床現場についての講義を受けました。藤井先生は香川県理学療法士会の副会長も務めています。

1年生にとって藤井先生は、“入学後初めて直接指導を受けた臨床家の先生” となりました。また1年生は、この日初めて理学療法の評価用具を使いました。

藤井先生は学内での勉強が臨床とどのように結びついているか、実技を多く取り入れて1年生に分かりやすく講義をして下さいました。

腱反射や脚長差の測定方法など理学療法評価の実技では、「評価が出来るだけでは不十分。何のために測定するのか、また測定結果から何が得られるのかまで言えて初めて医療人です。」と、普段の基礎的な学習がなぜ重要なのか繰り返し学生に説明していました。

1年生からは「勉強をもっと頑張りたい。」「私も患者さんを助けたい。」などの感想が聞かれました。責任は重いですが、やり甲斐の大きい仕事だと実感できたようです。1年生には今後、自分の将来像を描きながら勉強を継続して欲しいものです。

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