理学療法学科4年生が、高知市の田中整形外科病院に勤務する、松林先生から授業を受けました。
松林先生は土佐リハ11期卒業生です。大柄で元気いっぱい、厳しさの中に愛情のたっぷりこもった卒業生らしい話ぶりで、学生の心を鷲づかみにしていました。
先生は関節可動域トレーニングの際に、「膝の屈曲・伸展制限では、単純に膝を曲げ伸ばしするだけなく、回旋(すねに沿った縦の軸を中心に、回転する動き)を含めた膝関節の運動学をよくイメージして動かすように。」と強調されました。
先生が実技指導で教室の中を移動すると、それを追いかけ学生達も移動。場所を変えながら松林先生の周りに何度も学生の輪ができていました。
4年生から「臨床経験があっても、これまでに診たことのない障害像を抱えた患者さまを担当することがあると思います。そんな時はどのようにされていますか?」と質問がありました。
先生からは「新人さんと一緒です!初心に立ち返って、水面下で必死で勉強して準備します!次回その患者さんが来られるまでに、沢山文献を読んで丁寧に準備することです。」と答えが返ってきました。
「臨床経験が何年あっても、自己研鑽が大切!」というお話は、後輩たちへの激励のメッセージになりました!
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