理学療法学科4年生は、青森県の弘前大学医学部附属病院の塚本先生とzoomを繋ぎ、投球動作を中心にスポーツ障害についての講義を受けました。
スポーツ指導に必要な知識や理学療法評価についてお話を聴いた後は、普段先生がスポーツ選手の動作をどのように評価したり指導されたりしているか、実技を通して実際に体験させて頂きました。
先生は最初に、動作を評価する際は人の動きの特徴を意識し、単関節の評価ではなく多関節の運動連鎖を常に念頭に置いて動作分析をするよう、学生を促しました。
また、野球の投球指導では「よいフォームは打者を打ち取るためだけでなく、障害予防の観点からも重要です!」と話しながら、実際に野球部員の投球フォームをチェックして下さいました。
体幹トレーニングでは、先生の動作を真似するものの学生の方が四苦八苦。学生は塚本先生からどの部位を鍛えるとどの様な運動パフォーマンスが変化するのか具体的に説明を受け、皆、納得していました。先生は指導をする際は自分がまずお手本を示し、説得力のある指導を心掛けることが大切だと話をされました。
塚本先生は普段、国内トップレベルのプロアスリートの指導に携わっておられます。今回の授業はコロナ禍を逆手に取った授業でした。学生達は遠く離れた青森の先生から沢山の刺激を受けていました。
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