作業療法学科2年生は、南松山病院の土居道康技師長を講師にお迎えしシーティングの講義を受けました。
今年は土居先生と岡田先生に加え、今春本校を卒業した小松先生も来てくださいました。
シーティングとは、椅子や車椅子で生活する人に対して、機器の調整等を行うことで適切な姿勢を実現することです。
使用者の体に合わせて車椅子を調整・適合させることで床ずれの予防が期待できます。
講義では住宅改修でのポイントを交えたお話もあり、学生たちも興味深く聞いています。
また、食事摂取のためのシーティングとして、誤嚥のメカニズムやリスクなど、姿勢と食事の関係についても学びました。
適切な姿勢を取ることでQOL(=生活の質)の向上にもつながります。
最後は質疑応答となり、学外施設での実習を目前に控えた2年生にアドバイスをいただきました。
講義終了後も個別に質問をしたり、現場で実践されている正しい手指消毒の仕方を教わるなど、学生たちの積極的な姿勢が見られました。
いよいよ来週、評価実習が始まります。
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