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普段の学習は臨床とどう繋がる? ー1年生の体験授業ー

2023.11.28

一年生理学療法学科はこのほど、東かがわ市の阪本病院に勤務する「藤井保貴先生」をお招きし、「理学療法の臨床現場」についての授業を受けました。

藤井先生は病院勤務の傍ら、香川県理学療法士協会の副会長も務めています。

一年生は9月に病院で見学実習をしましたが、仕事の雰囲気を掴むだけで精一杯でした。今回は臨床での理学療法治療を見据えながら、普段の学習が臨床とどう繋がっているのかについて、じっくりと授業の中で考えました。

メジャーを使った理学療法評価の実技では、「測定は出来るけれども・・。」とのコメントを皮切りに「じゃあ、制限の原因は?」と、学生に対して問いかけが始まりました。

下肢の長さの測定では、「『拘縮』と言ったけれども、ではメジャーがまたいでいる関節は何?」「メジャーが経由した骨の名前は何?」と順に質問が細かくなり、そのたびに皆で解剖学の復習をしました。

 

学生達は豊富な知識に基づいた手技で、その場で「結果を出す」藤井先生の姿に引き込まれていました。

藤井先生からは「評価が正しければ結果が出せる。」という話があり、学生達は評価を丁寧に積み上げることの大切さを実感していました。

普段の学習の重要性は十分理解出来ました。今後、一年生の学習に取り組む姿勢にも変化がありそうです。期待しています!

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