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稲富先生の英論文が科学誌に掲載されています

2022.12.12

本校作業療法学科・稲富先生の学術活動を紹介します。稲富先生は小児や脳卒中の分野が専門で、学会発表や論文執筆にも積極的に取り組んでいます。

 

▼論文執筆

稲富先生が執筆した論文「The Importance of Motor Imagery Ability in Determining the Optimal Focus of Attention During Motor Practice」が、科学雑誌『Asian Journal of Occupational Therapy』に掲載されています。

動作を習得する上での効果的な声かけについて研究した内容で、「身体イメージが低い人は自分の体に意識を向けさせ、身体イメージが高い人は外界に意識を向けさせた方が動作の習得が良い」という研究結果となっています。(例:バスケットボールでシュートを打つ時 ➡ 体に意識:手首のスナップに意識を向ける、外界に意識:ゴールの奥を狙う)

当該論文は、https://www.jstage.jst.go.jp/article/asiajot/18/1/18_173/_article/-char/en から見ることができます。興味のある方はぜひご一読ください。

 

▼研究協力

雑誌『Brain Commun』に掲載された論文「Muscle synergy analysis yields an efficient and physiologically relevant method of assessing stroke」は、脳卒中後の患者さまFugl-Meyer Assesment(麻痺のレベルを分析する評価方法)を実施した際に、どのように筋肉が動いているのか筋電図を用いて分析した内容です。

稲富先生は研究協力者として「Acknowledgements」の項目で名前が掲載されています。

論文は、https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC9374474/ をご覧ください。

 

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