7月6日～8日に台湾で開催された「The International Neuropsychological Society (INS) （国際神経心理学会） 2023」に本校・作業療法学科長の片岡先生が出席し、ポスター発表を行いました。

発表は２つ。１つは『Current Status and Characteristics of Auditory Processing in Healthy Young Adults -Focusing on Listening Difficulty, Auditory Processing Tests, and Pupil Diameter（若年健常成人の聴覚情報処理の現状と特徴 ―きこえの困難さ，聴覚情報処理検査，瞳孔径に着目して―）』。

聴覚は正常であっても、聞こえに困難さを抱えている若者が多く、特に早口の音声や雑音下の音声、複数の声が同時に聞こえる環境での聞き取りが困難であることとその原因について述べた内容となっています。「きく力」についての研究は今後も継続される予定です。

もう１つは、『Problems in raising children of brain injury patients -from semi structured interview（脳損傷患者の子育てにおける問題―半構造化面接より）』で、こちらは筆頭著者である神戸大学大学院の作業療法士・内田智子先生との共同研究となっています。

片岡先生の今後の活躍が期待されます。

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