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山﨑先生の「年を重ねても高知県で暮らせるお話」 公開講座を開催しました!

2019.09.26

9月21日午後、「注文をまちがえるリストランテ」の開店と並行し、土佐リハ大講義室にて、高知県立精神保健福祉センター山﨑正雄所長による、地域公開講座を開催しました。

 

山﨑先生は「年を重ねても高知県で暮らせるお話」をテーマに、精神科医の観点から、安心して年を重ね支え合うことが出来る地域のあり方について語って下さいました。

先生はまず、年とともに人が孤独を抱えやすくなるプロセスを紹介しながら、「自分が自分でいられること」「自分の存在が次の世代へ受け継がれること」の意義についてお話をされました。

その上で、「尊厳をもった存在として、相手の人をいつも気にかけること」が支える側の人に求められる必須の要件であるとし、支えられる側の人が「ひとりの人間として、名前をもった存在として、多くの人に支えられている」実感を得られる社会でなくてはならないと、地域のもつ役割について強調しておられました。

公開講座が開かれている頃、リストランテでは、ちこちで異世代交流が生まれ、支え、支えられる社会が実践されていました。

土佐リハも、高齢化の進む高知県で、地域貢献ができる存在となれるよう、取り組みを継続していきます。

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