本校理学療法学科の滝本幸治先生が筆頭研究者である論文
「Walking stroop Carpetによる転倒リスク評価の有用性」が、
このほど学術雑誌『理学療法学』(2017年第3号)に掲載されました
『理学療法学』は、国内の理学療法分野の専門雑誌の中で最高峰の学術雑誌です
滝本先生は長年にわたり、転倒予防を目的としたリハビリテーションについての
研究に取り組んでいます。
stroop carpetは、高齢者の転倒を予防するトレーニング用のマットです。
マットには「赤色・青色・黄色・緑色」という文字が、色の名前とは違う色彩で
印刷され、並べられています。滝本先生は、同じ文字のみを追ったり、同じ色彩のみを
追ったりしながらマットの上を歩く課題が、転倒リスクの評価法としても使えることを
明らかにしました
今回の快挙を、普段滝本先生の講義を受けている学生達も誇らしそうに喜んでいます
滝本先生は「更に精進を重ねたい!」と既に次の研究に取りかかっています
今後の益々の活躍が期待されます