理学療法学科3年生は5月~6月にかけ、「災害医療」や「DMAT」について学んでいます。
まず5月中旬に、高知赤十字病院に勤務する「武田陽平」先生から、DMATの概略と赤十字社の災害救護活動に関する講義を受けました。
武田先生から、日本赤十字社の役割・高知赤十字病院の救護活動についてのお話を聴いた後、グループでトリアージの練習をしました。学生達は限られた時間で何人ものトリアージをこなすことが難しかったようでした。
続いて5月の終わりには、田野病院に勤務する「森下誠也」先生に、DMATの活動について実践的な授業を展開して頂きました。
授業の中で学生達は、離れたところにいる人から、トランシーバーを使って情報を受け取り、文字に書き起こすゲームをしました。グループで協力し、情報を班員全員で共有するまでが課題でしたが、トランシーバーは声が不明瞭で、初めの聞き取り作業の段階から既に四苦八苦していました。
武田先生は本校10期卒業生、また、森下先生は6期卒業生です。二人とも普段は勤務先の病院で理学療法業務に当たっています。そしてそれぞれ、病院が持つDMATチームの隊員としても活動しています。二人の制服姿は大変頼もしく、学生達にも刺激になっているようでした。
森下先生の授業は6月中旬に続きます。丁度災害の多い梅雨の時期、実感が伴う授業になりそうです!
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