この度、学生ボランティア団体「土佐の医療福祉に貢献し隊」が、2024年度公益信託高知市まちづくりファンド助成事業に採択されました。
学生団体がこうした助成採択を受けるのは土佐リハビリテーションカレッジ、そして今春開学した高知健康科学大学を通じて初めてです!
7月21日(日)には、高知市役所たかじょう庁舎で行われた公開審査会にて、土佐リハ・理学療法学科3年生の川口さんがプレゼンテーションを行いました。
また、嬉しいことに、多くの団体が申請されている中、本団体は満場一致での決定だったことが審査員より発表されました。
「土佐の医療福祉に貢献し隊」は高知健康科学大学附属地域連携支援センターの事業の1つ(Vol.4)です。
リハビリテーションの専門的視点を持った学生による社会貢献団体として、今後の活躍が期待されます。
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◎事業テーマ
街のバリアを知ろう、なくそう、考えよう
◎事業内容
身体障害者の方への聞き取り調査によって帯屋町等の街の構造の問題点や外出時の制約の実態を調査する。
1)当事者が外出するために必要な人的・物的環境
2)当事者の実際の外出範囲と頻度
3)当事者の社会的孤立の程度
4)当事者が街づくりに望むこと・外出時の工夫
また、高知県庁障害福祉課等を訪問、環境整備の現状等を聞き取り調査する。
障害を抱えた当事者と行政の双方に聞き取りを行うことでお互いが求めていることの共有や、認識の不一致等を明らかにしたいと考えている。
高知市を住みよいまち、豊かな地域社会にするために行う市民の自主的な「まちづくり」を支援する公益信託事業。
今回、本学は学生まちづくりコースにおいて助成決定となった。