11月25-26日、「第51回 四国理学療法士学会」が高知県立県民文化ホールで開催されました。
本学会では、土佐リハ1期卒の「島岡秀奉」先生が学会長、土佐リハ教員の「渡邊家泰」先生が学会準備委員長を務めました。2回にわたり、重責を果たした島岡先生、渡邊先生の声を、それぞれ紹介していきます。
今回は島岡先生の声です。島岡先生は現在、高知県立あき総合病院に勤務しています。
①学会テーマ「臨床を科学する」に込めた思いを教えて下さい。
―「理学療法の科学性は臨床から発信すべきである。」これに尽きます。
学会長としてあいさつをする島岡先生
②学会長をやって得られたものは何ですか?任命された時の気持ち、当日までの思いと、終わってみての感想を聞かせて下さい。
―最初の瞬間は「何からやればいいのか?分からない!」任されたものが壮大すぎて・・。
―当日までは、多方面に気を配りました。まずは学会の宣伝と告知。ホームページやチラシのデザインの統一も大切! 分かりやすさを大事にしながら、デザインにはこだわりました。作った後は、告知をできる限り多くし、宣伝が多くの方の目に触れるようにしました。
それから学会そのものは、とにかく「学祭としてお祭り感を出す!」よう意識しました。参加者が「来て良かった!」という充実感をお土産に、仕事の現場へ戻れるようにしたい!といつも考えていました。それが叶えられるように、学会では参加される講師、参加者に失礼のないように気を配りました。
―学会は、夢見心地であっという間に終わってしまいました。多く人に支えられてできた学会だったと、今ひしひしと感じています。
学会ポスター あき総合病院リハ科スタッフによるデザイン
運営の合間の一コマ 「僕がプロデュースした学会」としての、達成感が伝わります
③今回、4年振りに対面開催にしました。ハイブリッドではなく対面開催のみにこだわった理由を教えて下さい。
―学会は学祭、お祭りです!もちろん勉強がメインですが、勉強だけではなく、先輩、後輩、他の施設の方と熱く語り合い、繋がりを感じる大切なイベントです。「熱」は対面でないと伝わりません。
久しぶりに集まった9期生
奥田先生(右) 野口先生(中央 細木病院 勤務) 大森先生(左 松山リハビリテーション病院)
同じ社会人野球チームの二人
植野先生(19期卒 あき総合病院勤務)(右) 下市先生(21期卒 愛宕病院勤務)(左)
植野先生は研究発表をしました(写真は本人提供)
④学会に参加する意義は何だと思いますか?臨床現場にいる島岡先生ならではということで、若手セラピストの卒業生へメッセージをお願いします。
―対面にこだわった理由と同じです。だからこそ、若い人に参加して欲しいです‼
島岡先生は、学校の草創期を担った学生のひとりです。宮本校長とは、四半世紀にわたり息ぴったりの関係。今後ますますの活躍が楽しみです。
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