11月5日(日)近隣地区の「新木本町防災会」の皆さんとの合同防災訓練を本校で実施しました。
参加された方は47名。当初の想定を大きく上回り、防災意識の高さが伺えました。訓練では、水消火器の使用体験、屋上までの避難体験など、実践的な内容と地震・津波についての講義を行いました。
まずは、本校・上島事務局長が消火器の使い方をレクチャーし、1人ずつ水消火器を使って消火体験をしました。
▼消火器使用体験
▼備蓄品や防災関連備品(本校は津波避難ビルに認定されています)
▼本校屋上への避難体験
自分たちが住んでいる場所や付近の地形が一望できるとあって、ほとんどの方が屋上からの眺めを確かめていました。
▼地震・津波に関する講義
防災士資格を持つ、本校・畑田先生(学生支援室長/作業療法士)が講師を務め、基本的な知識から高知県・高知市の地域特性を踏まえた内容、避難グッズの紹介や防災グッズの展示、県の防災サイト(高知県防災マップ)の情報共有に至るまで、網羅的にお話しさせていただきました。
畑田先生は「さっき、屋上まで階段を上るのは大変でしたよね。普段から少しでも筋力をつけておくことも大事です」「自宅からの最短ルートはイメージできますか?」と、問いかけていました。
そして「何よりも大事なのは『トイレ』です。水や食料と同じぐらいトイレが大事」と、被災時のトイレのセッティングについても実演しながら紹介しました。
▼様々な防災グッズ。ホイッスルは助けを呼ぶ際に有効です。
来春開学する「高知健康科学大学」は、防災リハにも力を入れていきます。将来予想されている南海トラフ地震が起きた際にも、避難所での健康支援に尽力できるセラピストの育成や、地域住民の自助力向上に寄与できる活動を今後も続けていきたいと思います。
新木本町防災会会長の高橋さま、ご参加いただいた住民の皆さまありがとうございました。
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