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3年生 関節可動域トレーニングを学ぶ!

2023.06.18

理学療法学科3年生は、このほど、大畑剛先生(愛宕病院リハビリテーション部部長)から、関節可動域障害に対するトレーニングを学びました。

関節可動域障害のトレーニングは、理学療法士が提供する運動療法の中で最も頻度が高いトレーニングのうちの一つです。

 

 

肩の動きの土台は肩甲骨が担っています。肩甲骨の歪みを診るポイントを確認した後、正しい位置に戻したり、可動域を拡げたりする実技に取り組みました。

 

上肢(腕のこと)の後は、下肢(脚のこと)の可動域トレーニングについて学習しました。

大畑先生は、「ストレッチの強さや時間はどうする?」「どこまで動かしてよいのか、最初に確認をしよう。」など、学生との双方向のやり取りを大切にしながら授業を進めて下さいました。

 

また、「リハビリをして患者さまに効果を見てもらえると、次のリハビリに進めやすい。信頼関係も早く構築できます。」と臨床を意識したアドバイスも下さいました。

実際に学生達も、効果が出ると嬉しそうな顔をしていました。

 

関節可動域トレーニングは、関節の構造をイメージするところからスタートです。学生達には解剖学の知識を固めながら、技術の習得に取り組んで欲しいものです。

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