教員紹介 | 宮本 祥子

Teacher教員紹介

宮本 祥子

宮本 祥子

Shoko Miyamoto

理学療法学科

理学療法学科長 / 理学療法士・修士(学術)

専門分野
理学療法分野のESP(English for Specific Purpose) / 発達障害理学療法学

研究テーマ

理学療法分野における専門英語の特徴・教育方法に関する研究(特に、コーパス言語学の手法を用いて)

プロフィール

宮本先生

医学英語や発達障害分野などの科目を担当。本校着任前の約1年間、ヨーロッパの病院や障がい者施設で語学・医学に関する研修を重ねる。近年は、この研修経験を活かして「理学療法分野における英語の特徴や教育方法」について研究し論文を発表。国内で有名な専門学術雑誌に年2回掲載されたことも。同じ著者の論文が同一年に2回以上掲載されることは珍しく、他の研究者からも注目を集めている。

資格・受賞歴

■資格

(1)専門理学療法士(教育管理理学療法)

所属学会・団体

(1)四国英語教育学会 理事
(2)日本理学療法士協会
(3)全国英語教育学会
(4)高知県理学療法士協会

宮本先生
からの
メッセージ

宮本先生
1.学生に一番伝えたい事
力の限り努力して下さい。理学療法士や作業療法士などの専門家になるということは、専門領域外の人々が立ち入れない砦(とりで)をもつということです。そのためには、長い期間に渡って、頭やからだを動かし、汗をかき続ける必要があります。時には、つらくて泣きたくなることもあるでしょうが、すぐに崩れてしまうような砦を築く訳にはいきません。努力を重ねて、誰の目にも立派に映る砦を築いて下さい。
2.医療系進学を目指す人へのメッセージ
進路を決める時は、出来る限り自分で決断できるよう頑張って欲しいです。社会人として歩み始めるまでには、専門学校や大学、職業訓練校など様々な学び舎がありますが、それは17歳・18歳という時の長さを、5倍、10倍に伸ばしてくれるという意味ではありません。進路選択を機会に自分と向き合い、自分をコントロールする能力を鍛えて下さい。その能力を伸ばすと、くじけそうになった時、自分の内側から自分を動かす強い力が生み出せます。
3.宮本先生にとって理学療法士とは?
「マジシャンのような存在」
理学療法士は、相手の心を読み、変化を与え、プラスの方向へ導いていくような存在です。理学療法士と手段は異なりますが、合理的な原理「マジック」を応用して人々を魅了させるマジシャンも、人々と関わり“笑顔”にする目的は同じだと思います。理学療法士として大切なことは「努力」です。その「努力」は、自分のためではなく、患者さん(学生)のために頑張ることで、自分に返ってくるものがあります。決して一人ではなく、一緒に自己実現できるところに魅力を感じます。この積み重ねが、社会貢献へとつながることを意識できるのが本当の理学療法士だと思います。