理学療法学科3年生は、“臨床実習入門”の講義の中で、
講師に近森病院の田中健太郎先生(理学療法士・本校4期卒)を招き、
痰(たん)吸引行為の実技を学びました✨
学生たちは、模型を使って吸引の練習を行いました。
吸引を行うにあたっては、様々な合併症が起こるリスクを伴うため、対象者に本当に
必要とされる治療法であるか評価を行い、さらに感染予防もしっかりします‼
また、痰の吸引行為は患者さんに大きな苦痛を伴うものであることを理解した上で、
なるべく吸引しなくて済むように、痰を自分で出す方法を指導することも、
理学療法士の仕事です。
田中先生は「吸引行為を行う前には、必ず声を掛けること。患者さんは不安や恐怖などで
想像以上のストレスを感じていることを忘れてはいけません。」と話していました。