11月25-26日、「第51回 四国理学療法学会」が高知県立県民文化ホールで開催されました。
12月5日の新着情報(HP内ブログ)では、学会長を務めた島岡秀奉先生の声を紹介しました。今回は、学会準備委員長を務めた本校教員の渡邊家泰先生(土佐リハ16期卒)の声を紹介します。
①渡邊先生にとって「学会」とはどんなものですか?
―療法士としての羅針盤。討論することで自分の課題と方向性に気付ける場所です。大勢の参加者の中に身を置くことで、自分の位置を確認しています。
運営の合間に メイン会場のステージにて
②今回の学会は、学会長や準備委員の皆さんの希望で、対面のみの学会となりました。対面だからこそ得られるものは何ですか?
―職場内交流や研修会参加では得られない、多くの人との出会いによって,明日からも頑張ろうと思えることです。学会は多方面にオープンです。違う職種の方、遠方から来られた方と会うことで、新鮮な気付きがあります。
③準備、運営のまとめ役として気を使うことも多かったのではないでしょうか。「おもてなしをする側のリーダ」をやって得られたもの、または感想を教えてください。
―いつも参加者,講師,来賓,運営スタッフの皆さんに,失礼なく,来てよかった!と思ってもらえる学会にしたいと思いながら準備をしていました。滞りなく学会が終わりほっとしています。
島岡学会長の姿(12月5日 「新着情報」に掲載) に負けじと、充実感を全身で表現する渡邊先生
④最後に、普段未来の理学療法士を育てている渡辺先生ならではということで、学生の皆に向かって学会参加の意義を語って下さい。
―学会は全てが詰まった場です。治療の引き出しを増やす場、新しい出会いの場、再会の旅行の目的地となる場・・。社会人1年目から継続的に参加してみてください。大きく人生が変わると思います。
学会準備委員長は学会長の女房役でありながら、当日の運営で失敗ができないポジションです。当日は仲のよかった16期生と会えて緊張がほぐれたと話しています。
16期生に会いホッとする渡邊先生 左は 森本先生、右は橋田先生
嬉しいことに、高知県作業療法士協会の浅川会長はお菓子を持って、大阪在住の16期生はうなぎめしを持って、学会の応援に駆けつけてくれたそうです。
長距離ランナーでもある渡邊先生は何についても談取りが得意。先生の活躍が光る学会でした!
ゼミの風景 先生も学生も段取りが得意 朝はチャイムの15分前に集合
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